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本記事は #CloudGarage Advent Calendar 2017 Day1 の記事です。
#CloudGarage Advent Calendar 2017 についてはこちらをご確認ください。
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こんにちは Clom です。
今回は CloudGarage の技術書典で頂いた無料お試しプランのクーポンを活用してナニカ出来ないかなと考えた結果、
minecraft(以下マイクラ) で遊ぶことはできないかなと思い今回試してみました。
今回はお試し用プランでマイクラをプレイできるところまでを作っていきたいと思います。
本記事は #CloudGarage Advent Calendar 2017 Day1 の記事です。
#CloudGarage Advent Calendar 2017 についてはこちらをご確認ください。
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こんにちは Clom です。
今回は CloudGarage の技術書典で頂いた無料お試しプランのクーポンを活用してナニカ出来ないかなと考えた結果、
minecraft(以下マイクラ) で遊ぶことはできないかなと思い今回試してみました。
今回はお試し用プランでマイクラをプレイできるところまでを作っていきたいと思います。
そもそも無料お試しプランとは・・・
https://cloudgarage.jp/freeplan/
CloudGarage の実力を気軽に試していただけるように 1GB Box3 を14日間無料で使用できるというプランです。(技術書典のクーポンでは2カ月間)
このプラン、有料プランとは違う点があり
つまり、自分の端末からインスタンスに対しての通信は制限がないが、インスタンスから端末に対する制限があることが分かります。
80, 443, 53 のポートしかインスタンスからの通信は行なえませんので、WebサーバやDNSを建てるぐらいの制限がかかります。(一般的な使い方であると)
翌々見てみると
ローカルネットワークに置いては通信ポートは有料プランと同等、、、
ということは、ローカルネットワークに自分の端末をつなげる事が出来ればマイクラが出来るのでは?
ということでローカルネットワークに自分の端末を繋げ、マイクラをプレイするまでをしていきます。
レッツ構築
ということで、今回の作戦はこんな感じです。
2つのインスタンスで構成されており、1つのインスタンスをVPN、もう1つをマイクラのインスタンスとして作成をすすめます。
VPN インスタンスの構築
VPNインスタンスはCentOS で構築を行い SoftEther をインストールしていきます。
まず yum update で事前にインスタンスの状態を最新にした上で yum install gcc で gcc のインストールを行います。
SoftEtherに関しては公式サイト(https://ja.softether.org/)からSoftEther VPN Server をダウンロードします。
次に make を行い、起動まで行います。
ここから先は設定等を行っていきますが、今回は SoftEther VPN Server Manager を使って設定を行っていきます。
CUI で作業できる方は ./vpncmd でコンソールに入って頂き、作業を行うことで同様の事が可能です。
まず新しい接続設定でホスト名などの情報を入力していきます。
その後接続しますが、接続する際に管理用のパスワードの設定を求められるため、パスワードの設定を行います。
設定を進めていきますとここまで進みます。
リモートアクセス用のVPNを構築しますので、リモートアクセスVPNサーバを選択して次に進みます。
次にサーバ機能の設定ですが、今回はOSの接続に汎用性の高い L2TP over IPsec を使用して行います。
またIPsec を利用する際には証明書か共有鍵を設定するのですが、今回は共有鍵での接続を行うため、共有鍵にパスフレーズを入力します。
設定を進めていくと、ユーザの作成とブリッジを行うインターフェースの設定画面まで進みます。
ここではユーザの作成を行い、ローカルブリッジとして eth0 を指定します。
設定が完了すると管理画面がこんな感じで表示されます。
次にインスタンス内にNATを構築していきます。
このままでも接続は可能かと思い一度実験してみましたが、DHCPの取得を行う際にCloudGarage側のローカルネットワークのIPアドレスの取得が出来なかった為、内部にNATを作る方向になりました。
まず使用するHUBを選択して "仮想HUBの管理"を選択します。
管理画面が開きますので"仮想NATおよび仮想DHCPサーバ機能"を選択します
Secure NAT機能を有効にすることでインスタンス内にNATとDHCP機能が設置され接続が可能となります。
VPNの接続についてはOSにより異なりますので省略させていただきます。
マイクラインスタンスの構築
次にマイクラ用のインスタンスを構築していきます。
インスタンスを作成していくのですが、ここでCloudGarage の便利機能が!
なんと、Javaの実行環境が最初からイメージとして選択することが出来るのです!
使わない手はないと思い、そのイメージを利用します。
あとはマイクラのサーバアプリケーションのデータですが、マイクラの公式サイトからダウンロード(https://minecraft.net/ja-jp/download/server)が可能ですので、ダウンロードを行います。
初回起動時には各種設定ファイルと EULAのライセンスに同意するためのファイルが生成されますので同意を行い、再度アプリケーションを起動します。
その後マイクラインスタンスに接続することでマイクラを楽しむことが可能です。
しかし、無料お試しプランの場合はマイクラインスタンスに直接接続することはできませんので、
VPNインスタンスを利用してVPN接続を行ってからマイクラインスタンスのローカルIPアドレスで接続を行います。
初回接続時にはワールドの生成などで快適な動作まではいきませんが、2回目以降では快適な動作で楽しむことが出来ます。
動作中のゲーム動画を撮影していますので、コチラでご確認ください。
最終的な構成としてこのようになりました。
今回VPN内でNATとDHCPを行うちょっと変わった構成を組む事でマイクラを楽しむことが出来ました。
以上 CloudGarage の無料お試しプランでMinecraftを動かすでした。
明日は @bany367 さんです。よろしくお願いいたします。
https://cloudgarage.jp/freeplan/
CloudGarage の実力を気軽に試していただけるように 1GB Box3 を14日間無料で使用できるというプランです。(技術書典のクーポンでは2カ月間)
このプラン、有料プランとは違う点があり
インターネット側への通信(OUT)に制限があります。ご利用いただけるポートは80番、443番、53番のみですとなっています。
インターネットからの通信(IN)については制限はありません
インターネット側からの要求に対する返答についてはポート制限がありません
ローカルネットワーク環境内のインスタンス間の通信ポートには制限はございません
つまり、自分の端末からインスタンスに対しての通信は制限がないが、インスタンスから端末に対する制限があることが分かります。
80, 443, 53 のポートしかインスタンスからの通信は行なえませんので、WebサーバやDNSを建てるぐらいの制限がかかります。(一般的な使い方であると)
翌々見てみると
ローカルネットワーク環境内のインスタンス間の通信ポートには制限はございません。
ローカルネットワークに置いては通信ポートは有料プランと同等、、、
ということは、ローカルネットワークに自分の端末をつなげる事が出来ればマイクラが出来るのでは?
ということでローカルネットワークに自分の端末を繋げ、マイクラをプレイするまでをしていきます。
レッツ構築
ということで、今回の作戦はこんな感じです。
2つのインスタンスで構成されており、1つのインスタンスをVPN、もう1つをマイクラのインスタンスとして作成をすすめます。
VPN インスタンスの構築
VPNインスタンスはCentOS で構築を行い SoftEther をインストールしていきます。
まず yum update で事前にインスタンスの状態を最新にした上で yum install gcc で gcc のインストールを行います。
SoftEtherに関しては公式サイト(https://ja.softether.org/)からSoftEther VPN Server をダウンロードします。
次に make を行い、起動まで行います。
ここから先は設定等を行っていきますが、今回は SoftEther VPN Server Manager を使って設定を行っていきます。
CUI で作業できる方は ./vpncmd でコンソールに入って頂き、作業を行うことで同様の事が可能です。
まず新しい接続設定でホスト名などの情報を入力していきます。
その後接続しますが、接続する際に管理用のパスワードの設定を求められるため、パスワードの設定を行います。
設定を進めていきますとここまで進みます。
リモートアクセス用のVPNを構築しますので、リモートアクセスVPNサーバを選択して次に進みます。
次にサーバ機能の設定ですが、今回はOSの接続に汎用性の高い L2TP over IPsec を使用して行います。
またIPsec を利用する際には証明書か共有鍵を設定するのですが、今回は共有鍵での接続を行うため、共有鍵にパスフレーズを入力します。
設定を進めていくと、ユーザの作成とブリッジを行うインターフェースの設定画面まで進みます。
ここではユーザの作成を行い、ローカルブリッジとして eth0 を指定します。
設定が完了すると管理画面がこんな感じで表示されます。
次にインスタンス内にNATを構築していきます。
このままでも接続は可能かと思い一度実験してみましたが、DHCPの取得を行う際にCloudGarage側のローカルネットワークのIPアドレスの取得が出来なかった為、内部にNATを作る方向になりました。
まず使用するHUBを選択して "仮想HUBの管理"を選択します。
管理画面が開きますので"仮想NATおよび仮想DHCPサーバ機能"を選択します
Secure NAT機能を有効にすることでインスタンス内にNATとDHCP機能が設置され接続が可能となります。
VPNの接続についてはOSにより異なりますので省略させていただきます。
マイクラインスタンスの構築
次にマイクラ用のインスタンスを構築していきます。
インスタンスを作成していくのですが、ここでCloudGarage の便利機能が!
なんと、Javaの実行環境が最初からイメージとして選択することが出来るのです!
使わない手はないと思い、そのイメージを利用します。
あとはマイクラのサーバアプリケーションのデータですが、マイクラの公式サイトからダウンロード(https://minecraft.net/ja-jp/download/server)が可能ですので、ダウンロードを行います。
初回起動時には各種設定ファイルと EULAのライセンスに同意するためのファイルが生成されますので同意を行い、再度アプリケーションを起動します。
その後マイクラインスタンスに接続することでマイクラを楽しむことが可能です。
しかし、無料お試しプランの場合はマイクラインスタンスに直接接続することはできませんので、
VPNインスタンスを利用してVPN接続を行ってからマイクラインスタンスのローカルIPアドレスで接続を行います。
初回接続時にはワールドの生成などで快適な動作まではいきませんが、2回目以降では快適な動作で楽しむことが出来ます。
動作中のゲーム動画を撮影していますので、コチラでご確認ください。
最終的な構成としてこのようになりました。
今回VPN内でNATとDHCPを行うちょっと変わった構成を組む事でマイクラを楽しむことが出来ました。
以上 CloudGarage の無料お試しプランでMinecraftを動かすでした。
明日は @bany367 さんです。よろしくお願いいたします。